キャンベラクエスト
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キャンベラ中心から南へ1時間半ほどの場所に「NAMADGI NATIONAL PARK」という自然公園があります。上の写真のように、カンガルーなら夕方ウジャウジャと出てきます。大げさでなく100~200頭以上の群れが跳びまわっていました。
本当はキャンベラにあるというアボリジニの壁画を見に行ったつもりだったのですが、それにたどり着くまでの散策路の入り口に「この先5キロ」とあるだけで、道案内の矢印がありません。オマケに周囲半径5キロ以上、人の気配が全くありません。
『ま、いっか。』と大体の方角の見当をつけて道もない荒野を一人で歩き出しました。
(無計画な冒険に付き合ってくれるモノズキな友人もいなかったので。)

しばらく歩いて振り返るとボクしか停めていない駐車場はもう見えません。
水だけは1リットル。手にはズームの効く大きめなカメラをぶら下げてトコトコ原野を歩いています。他の外国でコレをやるととってもキケンです。もしワルモノと出会ったら殺されてもしばらく発見されることはないよーな場所です。
ずっと遠くの方でカンガルーがこちらを見ていますが、他には誰もいない世界。反射するものもないので、自分の声もかき消されてしまうような音のない世界。今までそんな状況下にたった一人、身を置いたことがありますか?360度荒野です。
人間の存在しない原始の地球に一人で降り立ったかのような不思議な感覚。

そのまま進むと足元にはこんなものが・・・
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この場所で土に還ったカンガルーでしょう。立派な一体分の骨が散らばっていました。
うん?散らばっている?肉食動物はこのあたりにはいないはず。
この状況でディンゴ(犬の野生種)の群れとの遭遇はマズイな・・・、
はがねの剣とか持ってないし。ニホンゴとニセペキンゴとエイゴモドキの呪文しか覚えてないし。

・・・・と、言う訳で夕日も傾きだしたこの日、ヘタレ勇者はこの後、道なき荒野を駐車場に向かって歩き出したのでありました。
・・・・目的の壁画は一体ドコなんじゃい。(はじめの一歩から道を間違えていたらしい。)

※ ヘタレ勇者、装備を整えるため明日よりシドニーの街へ行き、その後ブルーマウンテンズの三姉妹にかけられた呪いを解くために魔王を倒しに行ってきます。シドニーの酒場やカジノで出会えるかもね♪ ※3日後生還しましたー。
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by kenjipm1122 | 2005-05-28 15:39 | 豪州写真館   「観光編」


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